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    スペイン国王の退位について

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      今日の朝刊を賑わしているのは、スペイン国王であるファン・カルロス一世(76)が退位するとの報道です。

      独裁者フランコは自分の死後は王政復古するのだと遺言したのです。ファランへ党や自分の身内を後継にと指図してもよかったのですが、それだといずれ政権が転覆されると自分の業績も時代も全否定される恐れがある。

      王政復古するとなんとか自分が築いた時代が担保されると考えたのでしょう。

      フランコはナチスドイツに協力するようなそぶりを見せて枢軸側として参戦することはなく、ファシズム国家として唯一戦後も生き残った智慧を発揮しました。この王政復古もまた彼の面妖さを象徴する選択でしょう。

      そうして王位についたカルロス国王でしたが、民主化を進めるなど立憲君主制を自ら体現してみせたのですが、最近は王室がらみでスキャンダル続きでした。


      スペインの現代史が大きく動いた瞬間です。
      carmen-kobe * スペイン文化 * 13:03 * comments(0) * trackbacks(0) * -

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